みどころ

 

ペルセウス座流星群を見よう

金8月12~13日 ペルセウス座流星群が極大

ペルセウス座流星群は、1月のりゅう座ι流星群、12月のふたご座流星群とともに、流星群の中で最も活発な流星群のひとつである。活動期間は、7月25日頃から8月20日頃までで、ピークは8月12~14日ごろ。γ星近くにある放射点から1時間に30個ほどの流星が、毎年コンスタントに出現する。
 さて、ペルセウス座流星群の極大は、8月12日~13日に訪れ、ペルセウス座が北東の空に姿を見せる22時ごろから明け方まで観望することができる。とくに放射点が北東の空高度50°に達する2時ごろからは、たくさんの流星が四方八方に流れるだろう。しかし残念なのは、満月過ぎの月齢19。月がうお座付近で夜空を照らして暗い流星を見えなくしてしまっていることだ。ただペルセ群は高速で地球大気に突っ込むため、明るい流星が多いことがせめてもの救いではある。
ここで、ルセウス座流星群の見方についてもう一度おさらいしておこう。
いつ?
8月11日の夜から14日にかけて。
どこで?
どこでも見えるが、暗い星まで見えるところがいい。今回は月明かりが目に入らないように、木立や建物で月を遮り、月とは反対方向の空を見ること。市街地では、水銀灯や車のヘッドライトなど街の明かりが目に入らないよう工夫すること。
どの方向?
放射点があるペルセウス座の方向を中心にどの方向を向いていても見られるが、月が照っているうお座の方向は避けて、できるだけ月から離れたところ、たとえば北寄りの空を見るようにすること。
たくさん見るコツは?
星空に集中すること。歩き回ったり、あっちこっちきょろきょろしていると見逃してしまう。イスに座ったり、マットに寝転がったりして楽な姿勢で星空に集中すること。
用意するものは?
肉眼で十分見えるが,放射点付近を双眼鏡で見ると暗い流星がいくつか見られる。夏とはいえ明け方には冷えるので防寒の用意も忘れないこと。。
 

 

すばるが月に隠される
8月16日深夜 プレアデス食
  月がプレアデスを隠すプレアデス食は、頻繁に起こる現象のように思えるが、けっこう珍しい現象なのだ。なぜなら、月の軌道は黄道と5°しか傾いていないため、星食を起こす恒星は、黄道付近にあるものに限られる。ところが、月の軌道と黄道との交点は、約19年の周期で黄道上を西向きに移動してゆくため、黄道付近の恒星といえども、毎年必ず食になるとは限らない、そのかわりある恒星が一度食を起こすと、その後しばらくはその恒星の食が続くようになる。その周期は約19年ということになるわけだ。つまり、プレアデス食も19年ごとに数年間起こる現象で、2006年ごろ頻繁に起こって以来久々の現象というわけである。
 今年は3月5日にプレアデス起こったが、8月16日にも起こる。東海地方では月の出の22時25分から約30分後の23時にプレアデスの西端のエレクトラ(3.7等)にさしかかり食が始まる。この時の月の高度は5度程と低い。その後高度を上げながら月は東に進み0時にはプレアデスのほぼ中央近くに達する。そして月がプレアデスから東に移動
し食がほぼ終わるのは1時ごろとなり、月の高度は28°まで昇っている。
 潜入は東の低空での現象となるが、その後高度は上がるうえ、下弦のさほど眩しくない月がプレアデスのほぼ中央を横切るため、なかなかの好条件のプレアデス食と言える。
 ぜひ、双眼鏡や望遠鏡の低倍率で、プレアデスの星々が次々に月に隠され現れるようすを楽しむとともに、月が西から東に動いていることを実感しよう

図は、月に隠されて見えない星を見えるように描いてある